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2016-08-11

カードゲームの箱をステッチャー箱で

昨日はドライバーデイだった専務の森川です。
朝から豊明へ行き、次に北名古屋 市へ。で、再び豊明へ。
渋滞もありましたが名古屋高速を活用した1日でした〜。
クラシックな箱。ステッチャー箱ってご存知ですか?
今回、とあるカードゲームの箱に採用していただきましたので
ひとつご紹介を。
(蓋部分はとりあえず今回は写真なしで)

ステッチャー=針金止め

これ、昔ながらの箱です。
近所の函屋さんの話によると
昔はこういった箱ばかりだったようですが
時代が進むとともに針金がネックになって(とくに食品)
ここの貼り付けの部分がノリ貼りに変わっていったそうです。
貴重な数十年前の昔話。
ちなみにここ名古屋市西区のこのあたりはお菓子屋さんが多く、例えば
で、その関係か函屋さんも結構あります。
で、話戻してステッチャー箱。
いまでも、ネジやカシメ(金具を留めるやつ)などを中心に
工業製品の箱として使われています。

近所にあった!

ある時、お問い合わせからこの加工 工場を探すことに。
さすがAM(AakihiroMorikawa)ネットワーク。
すぐにたどり着きました。
驚くことに自転車でいけるような近所に(笑)
その時は、問い合わせだけで終わってしまったのですが
いつか使えるときがあるはず!
で、今回そんな機会がつながり
カードゲーム用の箱に採用していただきました。

ローカルメイド

今回ご発注いただいたMさんも
名古屋市西区にお住みの方で、できるなら地元で!
といっていただき製作しました。
仕様的な話も。
蓋部分(写真なし)はオンデマンドでカラー印刷をしました。
用紙の選択に関して実際に弊社にきていただき、
何種類の紙にプリントして選んでいただきました。
一番色乗りが良く綺麗で採用したのが上質紙/四六判<180kg>。

ちなみに、これからはうちのプリンターの場合、
コート系のものより上質系の用紙をすすめさせていただきます!
ムラもなくすごく綺麗。
トナーだから、印刷部分は光沢が出ます。
全体を光沢したい場合はPP加工で対応させていただきます。
はい、用紙は上質紙の四六判<180kg>=約0.25mm厚。
蓋=オンデマンドプリントして同じもの同士で2枚合紙。
身=印刷なしで同じく2枚合紙。
0.5mm厚の用紙をステッチャー箱屋さんで 製函。
箱屋さんでの行程は
化粧断裁>筋押し>隅落とし(のりしろ部分を作る)>ステッチャー留め
これで完成。
木型不要なんです。

あとそう、仕切りもつくったんですわ。
二つに分けるだけでなく、カードのキズ防止も含めて。
できるだけ手間ない方法で工夫して作りましたよ。

何書こうかなぁなんて書き出しだのだけど
長くなっちゃったのでこの工法は、また今度(笑)

実は、今日<山の日>11日も急遽お仕事デイ。
祝日も出勤してくれる社員に感謝!

今日のYOUTUBEはイントロからググッとくるライツカメラアクション。



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