2016-09-08
紙製パネル
ダイエットもひと段落、専務の森川です。
紙製パネルのお話を、4月の投稿をベースに。
あらためて、いくつかご紹介を。
厚く厚く
一般的にオフセット印刷機は
0.5ミリ厚くらいの用紙までしか印刷しません。
（中にはもっと厚い紙を印刷しますが）
そこで、弊社の様な糊（接着剤）を使った貼り合わせ加工で
それ以上の厚さをつくり出しています。
以下の様な組み合わせで
薄いものから厚いものまでケースバイケースで
薄いものから厚いものまでケースバイケースで
対応させていただいております。
1.芯材がボール紙
芯材にコートボールやチップボールといった
厚いボール紙を使用したもの。
仕上がりが四角の場合
断裁機で仕上げる事が可能なので木型等のコストがかかりません。
（この写真のものは、印刷がコート紙、4枚合紙で仕上げが抜き加工です）
厚くした場合、強度はしっかりはします。
その反面、重さも感じます。
なので
B5やA4サイズ、300×900mmといったパネルに向いていると思います。
使用する用紙は、大きさにもよりますがコート紙の四六判<135>以上の紙厚で。
弊社としては厚い方が作業はし易いです（笑）
薄い方が伸び縮みがありますし、
数が多い場合は四六判<220>くらい以上でお願いしております。
印刷紙の厚さや仕上がりの厚さによって
2枚〜4枚の貼り合わせで対応します。
2.芯材がA段シート
A段シートが約5ミリ
3.芯材がB段シート
B段シートが約3ミリ
4.芯材がE段シート
E段シートが約1.5ミリ
段シートが芯材の場合。
いずれも印刷用紙は四六判<220>以上でお願いしています。
薄い紙だとと段目(なみなみ)が外に影響してしまいます。
仕上げ（抜き）の種類
段シートを使ったパネルは、抜きでの仕上げ方法になります。
また、このシートの厚さによって抜きの方法が異なります。
A段・B段 → 油圧機もしくはビク抜き。
E段→オートン（自動機）もしくは油圧機・ビク抜き。
ここはモノによって対応方法が変わるので要注意です。
木型代もかかりますので、ある程度のロット向きです。
芯材段ボールの一番の魅力は
軽くてそこそこ強度があることです。
あと、他にスチレンパネルもありますね。
まぁいずれにせよ、ロット・大きさ・用途によって
ベストな仕様は変わってきますので
ご興味のある方はお気軽にご相談下さい！
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