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2015-06-02

紙以外のものと貼り合わせ・スチレンパネル

弊社は
紙と紙の貼り合わせだけでなく
スチレンボードを芯材にし両面に印刷物(用紙)を貼ることも可能です。

スチレンボードとは
よくスーパーでみかける発泡スチロールのような
真っ白の5ミリくらいの厚さのパネルです。
過去のポストより
今回この3枚貼り合わせの加工に関して
一つ課題がクリアできました。
菊全判サイズ(636×939ミリ)での3枚同時貼合です。
一般的にこのパネルに使用される印刷物は
コート紙の四六判<135>=厚手のチラシ程度の紙厚なのです。
こういった薄めの紙にノリをつけるので、菊全判(636×939ミリ)サイズだと
紙にコシがなくなってしまい弊社職人の得意技の3枚同時合紙ができませんでした。
(つまり、片面づつ貼り合わせていました。
 まず印刷とスチレンを貼り合わせ(2枚貼合)して
 ある程度まとまったところで、もう片面を貼るという方法でした。)
とはいうものの、新しい機械を導入したわけではありません。
既存機械の組み合わせや職人の配置転換等の現場のアイデアで
3枚同時に貼り合わせをすることができました。
結果、より反らないキレイな仕上がりになりました!
(3枚同時貼合だとノリによる紙の収縮率も
 同じ条件なので反らないと思われます)
少しづつですが課題を解決し
より良い品物ができあがるとやはり嬉しいですね。
あとはオーダーメイドのスリッター機で
カット仕上げして完成です!
株式会社モリカワ
専務:森川聡宏

A1サイズ(1丁)仕上げです。

こちらも試行錯誤して製作したオリジナルのスリッター機。


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