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2016-04-26

貼り合わせパネルについて

紙が好きな専務の森川です。


ちょっと前に、貼り合わせのパネルのお問い合わせをいくつかいただきました。
そこであらためて、いくつかご紹介を。

その前に、そもそもオフセット印刷機は

0.5ミリ厚くらいの用紙までしか印刷できません。
そこで、弊社の様なノリを使った貼り合わせ加工で

それ以上の厚さをつくり出しています。

薄いものから厚いものまでケースバイケースで
対応させていただいております。


1.芯材がボール紙
芯材をコートボールやチップボールといった厚紙を使用したもの。
仕上がりが四角の場合
(この写真のものは、仕上げが抜き加工ですが)
断裁機で仕上げる事が可能なので木型等のコストがかかりません。
厚くした場合、強度はしっかりはします。
その反面、重さも感じます。
B5やA4サイズ、300×900mmといったパネルに向いていると思います。
使用する用紙は、大きさにもよりますがコート紙の四六判<135>以上の紙厚で。
弊社は厚い方が作業はし易いです。
数が多い場合は四六判<220>くらい以上でお願いしております。
印刷紙の厚さや仕上がりの厚さによって
2枚〜4枚の貼り合わせで対応します。
(写真は印刷がコート紙、4枚合紙です)
2.芯材がA段シート
3.芯材がB段シート

4.芯材がE段シート

段シートが芯材の場合。
いずれも印刷用紙は四六判<220>以上でお願いしています。
薄いとシワが入ったり貼りづらいし
何より段目(なみなみ)が外に影響してしまいます。
厚さは
A段シートが約5ミリ
B段シートが約3ミリ
E段シートが約1.5ミリ
段シートは抜きでの仕上げ方法になります。
また、このシートの厚さによって抜きの方法が異なります。
A段・B段は油圧機もしくはビク抜き。
E段はオートン(自動機)もしくは油圧機・ビク抜き。
ここはモノによって対応方法が変わるので要注意です。
当然、木型代もかかります。ある程度のロット向きです。
一番の魅力は軽くてそこそこ強度があることです。
あと、スチレンパネルもありますね。
まぁいずれにせよ、ロット・大きさ・用途によって
ベストな仕様は変わってきますので
ご興味のある方はお気軽にご相談下さい!
株式会社モリカワ

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