普段、弊社ではタイルの見本帳の台紙を作成しています。
いつもお世話になっているタイルの企業の方たち主催のイベントが
東京で行われることを知り、見に行ってきました。
1/27 (金)、28 (土) @原宿
“タイル名称統一100周年”記念『タイル百年祭』
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本物のタイルの横に並べられていてもタイルにしか見えませんでした!
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1922年に現在の”タイル”という名称に統一されました。
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この他にも、タイル貼りの実演やタイルを使用した雑貨の販売などがありました。
公開パネルディスカッションがあり、タイルの歴史やデザイン、建築、環境、未来について、
様々な視点からのお話をお聞きしました。
・後藤泰男さま(INAXライブミュージアム 主任学芸員)
・佐藤卓さま(グラフィックデザイナー)
・永山祐子さま(建築士)
・木野謙さま(全国タイル工業組合 理事長)
【歴史】
タイルは古代エジプトのピラミッドの時代には既に存在していたそうです。
王の魂が通る門に装飾として使われていました。
当時、タイルは宝石と同じぐらい価値があるものだったのかもしれません。
【デザイン】
地下鉄のホームや通路など、私たちの身近なところでタイルが使われています。
タイルで数字や文字を形作っているものもあり、職人さんの技術が詰め込まれています。
また、タイルの表面は平らではなく揺らぎにすることによって、
反射しにくいという効果が使われている部分もあります。
【建築】
タイルはデザインはもちろんのこと、耐久性や手入れの面でもとても優れているそうです。
何十年、何百年経っても色褪せることがないということには驚きでした。
昔の建築物のタイルを残してリノベーションすることもあるそうです。
【環境】
タイルは環境面においても優れています。
土と水という自然素材で作られており、長期間使用することができます。
原料の調達〜製造〜運搬・使用などの長い期間の中、製造する時にしかCO2が発生しないので、
その点を改善できればものすごい環境に優しい素材になります。
【未来】
光合成するタイルの開発など、私たちからは想像のできない未来を描いているようです。
廃棄するタイルをリサイクルできる流れを作れるよう、今後のタイルの未来が期待されます。
タイルについて全然知らなかった私でもわかりやすく、タイルの魅力が伝わるイベントでした。
タイルは身近なところにたくさん使われているものなので、街を歩く時は注目して見てみようと思いました。
─ 松田亜莉沙 ─
【タイル百年祭 – TILE CENTENARY FESTIVAL – 】
https://www.instagram.com/tile_centenary_fes/