ロールエンボス加工って、なに?
こんにちは!営業企画・広報担当のメイです。
前回のメイログでは、入社後1ヶ月間の工場勤務について少し触れました。
今回は、その初日に行った作業を紹介したいと思います。
記念すべき初めての作業は、「ロールエンボス加工の受け取り作業」でした。ロールエンボス加工とは、用紙をエンボスロールとペーパーロールの間に通して用紙全体に柄を施す加工です。

あ、確かにこういう柄って、お菓子の包装紙やパッケージや本の表紙でよく見るなあ〜とは思いつつ、それがどうやって作られているかは今まで考えたことがなかったです。ロールエンボス機に紙を通す→受け取る→積むという一連の流れを、2人の紙職人が息を合わせて作業する姿を見て以来、お菓子の包装紙などを見るとその光景が頭に浮かぶようになりました(笑)

早速、紙職人に教わって挑戦してみるのですが、これがめちゃくちゃ難しい。写真のようにロールエンボス機に通された紙を揃えながら受け取る作業で、一見すごく簡単そうに見えるのですが、いざやってみると紙をタイミング良く受け取れません。ゆっくり紙を通してもらってやっと受け取れるレベルです。
その作業を紙職人は超早いテンポで正確にこなすので、本当に凄いです。しかも量が多い時はそのテンポを保ったまま平気で2、3時間やっています。控えめに言っても神業、、いや紙業です。普段何気なく見ている紙製品には、こんなにも集中力と技術が詰まっているんだと思いました。
柄の種類が多く、紙の種類によって風合いが変わるロールエンボス加工は、個人的に“推し加工”です!実際にお手元で見てみたい方は、「紙加工見本帖」がおすすめです。弊社のオンラインストアで取り扱っておりますので、ぜひチェックしてみてくださいね。